ヘッドセット DRC-BT30 を使って Mac OS X Leopard/Snow Leopard で通話する

Skype で通話をしていると相手側の音量を気にして
Mac の前から離れられなくなるので
Bluetooth ヘッドセットを買ってみた。


イヤホン部分が取り替えられる DRC-BT30 を購入した。


ペアリングして iTunes で音楽を聴いてみると

  • 音質も申し分ないし
  • 「次の曲」「一時停止」などのリモコン操作も使えるし
  • 曲聞きながら皿洗いできるし

これはライフチェンジングw とか思っていたら
マイクが使えなくて使えるようになるまで結構苦労したので
同じようにハマる人がでないようにメモ書きを置いておく。

前提知識

DRC-BT30 は以下のプロファイルに対応している。

A2DP/AVRCP
音楽を聴くためのプロファイル。音質はいい(ステレオ)。「次の曲」「一時停止」などのリモコン操作が使える。マイクは使えない。
HFP/HSP
電話をするためのプロファイル。音質は悪い(モノラル)。「電話を取る」などのリモコン操作が使える。マイクが使える。

つまり、通話をするためには HFP/HSP で接続する必要がある。

Leopard の設定

Leopard の場合はわかりやすい。

  • ヘッドセットを使用 → HFP/HSP
  • ヘッドフォンを使用 → A2DP/AVRCP

という対応なのでマイクを使いたい場合には「ヘッドセット」を選択する。

Snow Leopard の設定

Snow Leopard はちょっとわかりにくい。

という対応なのでマイクを使いたい場合には「オーディオデバイス(モノラル)」を選択する。

Skype の設定

Skype の入出力設定を行う。

DRC-BT30 と名前が付いたデバイスがいくつかあるが
私の環境では以下のような対応関係だった。

右側のスピーカーアイコンをクリックすると
音が出てスピーカーが正しく接続されているかを確認できるのだが
HFS/HSP の場合はなぜか 音が出ない
通話はできるのでスルー。


ここまで設定して Skype 音声テスト に Call すれば
自分の キモい 声が聞こえてくる。
ただし、iMac のスピーカー/マイクでの通話と比べると結構音質が悪い。
相手の声も自分の声もこもって聞こえる。
A2DP/AVRCP のときは音質がいいだけにガッカリ。

おまけ

本当は HBH-DS205 の方が小さくてカッコイイので
欲しかったのだけどお財布事情を考慮して BRC-BT30 にした。
設定方法は HBH-DS205DRC-BT15 も基本には同じはず。