開発者のためのスニペットストック:debeso をリリースしました

# この記事は 名古屋クリスマソン 2011 で書かれました。

ソースコードのバージョン管理を行なっていても、リポジトリに入れるまでも無いちょっとした作業メモや、少しずつ異なるためリポジトリに入れづらい個々のデプロイ設定ファイルなど、ファイルの扱いはみなさん困っているのではないでしょうか?

ありがちな話として、RedmineWiki に貼ってみたものの、

  • プロダクトに追従せず、すぐに陳腐化してしまう
  • 似たような記述がいろんな場所に分散してしまう

などと言った状況になっているのではないでしょうか?

Heso

そこで、バージョン管理ができてちょっとしたファイルの置き場所として使える Gist のようなものが社内にあると便利です。社内で使える Gist として、Gist のクローンを目指して作られている Heso というプロジェクトがありますが、現在のバージョンでは

  • 検索ができない
  • 過去のバージョンが見られない
  • スニペットの削除ができない

など、未実装な部分があったり、Python で書かれているので Redmine と仲良しの Ruby がいいなぁと思ったりしたので、Gist クローンの Heso のクローンを目指した debeso を開発しました。

debeso

debeso | 開発者向けスニペットストック

主な機能は以下のとおりです。

Redmine wiki macro Plugin

RedmineWiki マクロで、debeso のスニペットを表示できるようになります。

GitHub - suer/redmine_debeso_wiki_macro

デモサイト

Heroku 上で、動作を確認できるページを用意しています。
http://debeso.heroku.com/

Heroku が自動でキャッシュを消すので、一定時間でスニペットが削除されますが、感じはわかると思います。

ぜひ、お試しください。